窓辺のレモンティ

社会人となり数年。今この瞬間、自分を生きるために。

「年功序列」は早く廃止した方が良いと思う。

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 ほとんど変わりない仕事をしているにも関わらず、新人と先輩社員の給与には大きな差がある。何も出来ない社員でも(申し訳ないが、本当に何もできないと感じる人もいるのだ)勤続年数を重ねると自動的に役職が与えられていき、実態にそぐわない高給取りになる。

 

 確かに戦後から高度経済成長期にかけては、年功序列制度」は最善のシステムであり、上手く機能したのかもしれない。しかし時代は変わり、システムはすでに過去の遺物となっている。

 

 能力に見合わない高給をむさぼる「給与泥棒」が溢れ、優秀な若者は離れていき、組織の新陳代謝はなされず、ガチガチに凝り固まった組織が完成する。

 

 多様性とは無縁の、画一的な集団だ。この点だけ見ても、どうやってグローバル市場に打って出ようとしているのか理解に苦しむ。

 

 無能な上司に莫大な給与を支払えるなんて、日本企業はどれほどの余裕があるのか、と思っていた。が、よく考えればなんてことはない、年輩者の既得権益を守るために犠牲にされているのは、私たち若い世代や非正規社員だった。

 

 年功序列のシステムを維持し続けるため、つまりは、仕事をしているのかただ喫煙室に入り浸っているのかわからない上の世代に分不相応な給与を支払うために、私たちは搾取されているのだ。

 

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 以前、嫌々ながら会社の飲み会に行った時のこと。部長らは声高らかに会社の愚痴や文句を言ったりするのだが、やはり虚しく響く。説得力のかけらもないのだ。

 

 あなたはそのことについて本気で改善しようと声を上げたり、変化を求めて行動を起こそうとはしない。ましてや、会社を辞めるつもりなど全くないだろう。

 

 心の底から嫌気がさしているわけではない、持ちつ持たれつの企業との癒着関係である。あと何年か我慢すれば相当の退職金が手に入るわけで、それまでは波風立てずに現状維持に徹するのだ。

 

 彼らにとって変化は都合が悪いということは、会社に勤めてみてよくわかった。既得権益を守るため、必死に抵抗する姿は醜い。表面上、言葉ではそれらしいことを言っているが、それでごまかせると思っているのだろうか。

 

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 少し話がそれるが、こちらのサイトでは最近の新入社員の傾向として以下のような項目が挙げられていた。

 

 「受け身・失敗を極端に恐れる・他責の傾向が強い・自分と異なる世代とのコミュニケーションが苦手」

 

 私はこれを見て、年輩社員の傾向・特徴かと思ってしまった。言われたことしかやらないし、工夫も無く、変化を恐れて何もしない。何かあったら人のせいにして、昭和的価値観の通じない若い世代のことはわからないと言う。まさに彼らの姿そのままではないか。温室でぬくぬくとしているのは一体どちらなのか。

 

 現在、多くの日本企業では未だに年功序列制度が基盤となっている。たとえ成果主義が導入されていたとしても、申し訳程度の職務給だろう。

 

 だが今の時代、年功序列は百害あって一利なし、一刻も早く廃止した方が良いと思う。それが結局は、日本企業や日本全体を救うことにもなるのだから。こんなことを言ったところで、彼らは既得権益を侵すような抜本的な改革には断固として反対し、逃げ切るとは思うけれど。